珮瑜回來了!!相信收獲很多...應該寫點東西再版內分享。手邊從BTU平野博會長處得到將刊登在BJU網站內的專訪,是日文版...版內哈日族有空麻煩翻譯一下嘉惠大眾吧!!感謝....
另外,珮瑜此行日本方面對其寄與厚望,許因她的身型與騎法不同於日本女子選手,因此对日方的刺激不可說不大!!!同時也希望珮瑜能在自己偏弱之處能多多加強,他日在賽場上絕對是一備受矚目的亞洲女子選手,並且是因攀岩車而快樂成長的台灣小女生。
PROFILE OF PEI-YU LEE (ペイユウ・リー)
Comment:
I am Pei-Yu-Lee,17 years old and come from Taiwan. I hope can affiliation this competition be able to absorb many experiences.
BIU2009世界選手権中国ピンタン大会に、台湾の女子を代表して参加。練習では非凡な才能を見せながらも、初参加での世界選手権では、実力を発揮出来するまでには至らなかった。今回、BIUから将来性を見込まれ、2010世界選手権大会(第1戦カタロニア大会。第2戦ミラノ大会)に向けて、「アジア地区強化女子選手」に選ばれ、日本での練習と大会に参加する予定で来日が決定した。今回の日本での強化練習では、BJUスポーツディレクターの平野博がメイン・コーチを努める予定。練習は兵庫県、京都府、三重県で行い、大会はKameoka cup 6と同時開催される予定の「LADIES CUP」に参加する予定。練習と実戦、最強のコーチによる強化練習による成果が期待されている。
インタビュー: PEI-YU LEE (ペイユウ・リー)
台湾から、愛車一台を持って日本にBiketrialの修行にやって来た少女は、日本での12日間(兵庫5日間、三重7日間)の滞在日程を無事に終えて帰国した。滞在中に何を感じ、何を学んだのか?それを是非彼女自身に訊いてみたかった。と言う事で、日本を離れる数時間前、中部国際空港セントレアに向う高速艇の中で、インタビューを行った。
● 亀岡の大会でジャンプを決めるペイユウ
Q:先ず、初めて来た日本についての感想は?
ペイユウ・リー(以後PL):うーん・・・面白かった。色んな所に行けたし、みんな優しくしてくれた。特にUSJは楽しかったです。
Q:今回、来日目的の一つだったジャパン・レディース・カップはどうでしたか?
PL:ルール的には台湾も日本も同じなので戸惑いはありませんでした。でも、セクションは違いました。私が走ったオレンジ(今回は全てのセクションがグリーンと同じレベルに設定されていた)は、台湾のセクションとは石の大きさや斜面が違うので難しく感じました。
●ジャパンレディースカップの表彰式。
Q:他に気が付いた事は?
PL: 参加人数が多いですね。特に子供や女性がいっぱい参加していて羨ましかったです。台湾では選手権でも10名ぐらいです。
Q:台湾の大会はどこで、どのくらいの数が行われていますか?
PL:私の住んでいるのはカオシュンには大会が無いので、大会が開催されるタイペイかタイチュンにいつも遠征します。年間20試合ぐらいかな。
●津の海岸でロックの練習
Q:大会には車で行くの?
PL:電車を使って輪行です。親は基本的に反対。お父さんは理解してくれているけど、お母さんは理解してくれません。それでデパートでアルバイトしたりして、自分のお金でやっています。
Q:じゃあ、もしかしてバイクのメンテも自分でやるの?
PL:そう。基本的に自分でやります。出来ない所は手伝ってもらったりしますけど。
Q:なるほど。やる気が伝わってきます。今回のもう一つの目的だった日本での練習につてはどうでしたか?
● 津と言えば「ヤダサイクル」。立ち寄って店長さんと記念撮影。
PL:今回、神戸に滞在している間は天候が良くなくて、2回ほどしか練習出来ませんでした。津に来てからは、天候も良くてかなり練習が出来ました。台湾では練習した事の無い場所もあって、楽しかったです。でも、ユナに負けてばかりで悔しかった。もっとがんばらないとダメだと思いました。そしてユナに勝ちたい。
Q:どんな所に差を感じました?
PL:小さな石とか斜面ですね。台湾に帰ったら似たような場所を探します。
●三谷MS多気店の協力で、櫛田川にて練習
Q:シンガポールにもチャリッサ・リーと言う良い選手がいるけれど知っていますか?
PL:走りは見た事が無いですが、名前は知っています。
Q:今後、ユナと勝負するなら、国際大会に出ないといけないですね。
PL:WBCで勝負したいですがお金が・・・今回はBIUの招待で来日出来ましたが、大会に出るにはお金がいるので厳しいですね。台湾で大会やってくれないかな・・・もし、WBCが無理なら、全日本でも良いので参加したいです。
●帰国前夜、ヤダサイクル主催のお花見会に参加
Q:Biketialを始めたのはいつ頃?
PL:4年ほど前です。14歳の時です。
Q:今乗っているバイクは気に入っているの?
PL:1年ほど前に買いました。ネオンと言うブランドのものです。実は新しいフレームを買ったのですが、部品が足りなくて、まだ組み上がっていません。完成が楽しみです。
●セントレア空港にて
40分間の船旅が終わり、インタビューは終了。「お世話になりました」と言って、手荷物検査場に入って行った。日本滞在中のサポートを完了する事が出来てホッとした。昨年のWBC中国大会でペイユウを見た時に感じた「何か」は、正しかったと思う。実は台湾では3月は学校が休みでは無いのだそうだ。学校を休んでまでやって来た日本。時間を惜しんで練習した。出来ない事でも諦めずに、何度も何度も納得の行くまで繰り返しトライしていた。体も大きく、力もあるので、助走があればステアは真直角で90cm以上でも楽に飛び上がっていた。しかし技のバリエーションが少ないので、助走の無いステアでは厳しかった。恐怖心にも打ち勝つ強さを持っていたが、若干柔軟性に欠ける脆さもあった。ユナとの練習について行く為に、無理をしている分、失敗するとダメージも受けた。打身で体が痛い時もあった。油圧ブレーキのホースも連日破損した。でも、いつも練習は一生懸命だった。こんなにBiketrialに情熱を持った少女がいた事は嬉しくもあり、正直言って驚きだった。今回の日本滞在で学んだ事は大きいはず。またレディースで競った日本の女子にも何らかの影響を与えたと思う。まだ17歳。これからの成長が楽しみだ。がんばれペイユウ!
翌日、ペイユウから無事に家に着いたとのメールがあった。そこには以下の事が書かれていた。「I realized I'm not as smooth and effortless as Yuna during the training and competition in Japan. I would like to improve my skills and perform better.」今回の日本への修行の旅で、自分に足りなかったものを見つけたようだ。今後は新たな練習メニューに取り組むに違いない。次に会う時にはどれぐらい進歩しているだろうか?楽しみだ。